2014年1月29日水曜日

人口密度、地域により300倍以上の開き:

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サーチナニュース 2014-1-29 17:42
http://news.searchina.net/id/1522633

人口密度、地域により300倍以上の開き<中国何でもランク>

 中国には31の省クラス行政区画がある。中央直轄市と民族自治区も省と同格として、「省クラス行政区画」として扱われる。そこで、31の行政区画を面積1平方キロメートル当たりの人口、つまり人口密度の順に並べてみた。
1) 上海市         3630.49
2)北京市         1195.09
3) 天津市         1085.71
4) 江蘇省          766.67
5) 山東省          609.76
6) 広東省          580.11
7) 河南省          563.02
8) 浙江省          534.65
9) 安徽省          426.22
10)河北省          382.2
11)重慶市          350.08
12)湖南省          310.12
13)湖北省          307.9
14)遼寧省          295.58
15)福建省          279.96
16)江西省          267.03
17)海南省          247.76
18)山西省          227.9
19)貴州省          197.42
20)広西チワン族自治区 193.71
21)陝西省          181.38
22)四川省          165.47
23)吉林省          146.54
24)雲南省          116.66 2
5)寧夏回族自治区     94.9
26)黒龍江省         81.00
27)甘粛省           60.06
28)内モンゴル自治区    23.42
29)新疆ウイグル自治区  13.10
30)青海省           7.79
31)チベット自治区      2.44
(典拠:面積については主に中国中央政府の公式サイト、人口については2010年に実施された全国人口調査をもとにした)

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 省クラス行政自治区で人口密度が最も大きかったは
 上海市で、1平方キロメートル当たり約3630人だった。
 北京市の同1195人、
 天津市の1086人と続いた。
 上位3位はいずれも「中央直轄市」だった。
  「省」の中で人口密度が最も高かったのは
 江蘇省で、1平方キロメートル当たり約767人だった。
 山東省の約610人、
 広東省の約580人と続いた。
  しかし、中国では人口密集地帯でも、日本に比べて人口密度の数値が大きいわけではない。
 日本の場合、第1位の東京都の人口密度が約6070人、
 第2位の大阪府は約4660人だ。
 さらに中国全土(本土部分)の人口密度は約140人、日本は約336人と、日本の方がずっと「混み合っている国」ということになる。
  中国の省クラス行政区画別の人口密度で目立つのが、内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、青海省、チベット自治区の人口密度が極めて低いことだ。
 この4地域は、面積ではちょうど上位1-4位だ。
 つまり広大な地域に極めてまばらに人が住んでいるわけで、経済開発には困難が伴うことは容易に想像できる。
  人口密度の最上位に並んだ「中央直轄市」を除外しても「省」として最上位の江蘇省とチベット自治区の人口密度は、約315倍の開きがある。
  なお、世界の独立国で人口密度が最も低いはモンゴルで、1平方キロメートル当たり1.7人だ。
 モンゴルの次はナミビアで、同2.5人。チベット自治区の人口密度は、世界で最も「人跡まれなの国々」と同水準ということになる。






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