2013年5月8日水曜日

ついにネズミ肉まで!:中国の食品偽装は底なし沼、外国メディアも驚きと怒りの報道

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●3日、中国公安部がこのほど発表した食品犯罪・安全摘発調査結果によると、上海市や江蘇省でキツネやミンク、ネズミなどの肉が羊肉に見せかけて売られていたことが分かった。写真は羊のくし焼き。



レコードチャイナ 配信日時:2013年5月7日 21時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=72063&type=0

ついにネズミ肉まで!
中国の食品偽装は底なし沼、外国メディアも驚きと怒りの報道
―中国

 2013年5月5日、中国でこのほどネズミ肉を羊肉と偽って販売していたグループが逮捕されたが、海外メディアはこの事件を大きな関心を持って報道している。
 参考消息(電子版)が伝えた。

 4日付のニューヨーク・タイムズは
 「中国東部でキツネやミンク、ネズミなどの肉を混ぜて作った肉製品を羊肉と偽り、大量に売りさばいていたグループが逮捕された。
 内モンゴル自治区では基準値をはるかに超える化学調味料や細菌を含んだ偽ビーフジャーキーや未加工肉を押収。
 貴州市では違法な添加物を含んだニワトリの足が見つかっている。
 さらに、死んだニワトリや豚肉を販売するケースや、豚肉に水を注入して重さをごまかすケースもあった」
と報じた。

 3日付の英紙・ガーディアンは
 「中国の『食の安全』が最も脅かされた時代はすでに過ぎたと思っていた。
 それが今度はネズミ肉とは!
 巧妙かつ恐怖を感じる」
と伝えている。

 ロサンゼルス・タイムズは
 「検疫を受けていないキツネやミンク、ネズミなどの肉に色素や化学薬品などを加えたものを羊肉と偽り、江蘇省や上海市などで販売していた」
と報じ、
 「鳥インフルエンザで鳥肉は処分され、大量のブタの死骸が川に浮く。
 その肉が食卓に出るのではと中国人は心配している。
 中国では何の肉を食べてよいのか分からない」
と指摘。
 「中国での食事は楽しみでもあるが、命をかけた危険なギャンブルでもある」
と述べている。

 ロシア新聞は
 「ロシア連邦消費者権利保護・福利監督局は、中国の偽装肉が販売される可能性のある場所の検査を命じると同時に、
 ロシア国民に対して旅行時に中国の航空会社で提供される機内食の肉を食べないよう呼びかけている
と伝えた。


 その「ネズミ肉事件」とは、下記に。

レコードチャイナ 配信日時:2013年5月3日 20時33分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71938&type=0

ネズミ肉を羊肉に見せかけ販売、上海・蘇州などで=業者逮捕―中国

 2013年5月3日、中国公安部がこのほど発表した食品犯罪・安全摘発調査結果によると、上海市や江蘇省でキツネやミンク、ネズミなどの肉が羊肉に見せかけて売られていたことが分かった。
 新京報が伝えた。

 公安当局は
●.病死した家畜の肉や
●.「注水肉(水を注入して重くした肉)」、
●.有毒・有害肉製品
を製造・販売したなどの疑いで、
 10年以降全国で闇工場や闇市場「1721カ所」を摘発・閉鎖し
 業者ら3576人を逮捕。
 偽装肉など「2万トン」余りを押収した

 江蘇省無錫市で摘発された事例によると、山東省出身の闇組織が上海市や江蘇省蘇州市などでキツネやミンク、ネズミなどの肉を羊肉と称して販売。これらの獣の肉は検疫も経ておらず、ゼラチンや着色料などで羊肉のように見せかけていた。
 当局は組織の拠点50カ所以上を捜索・閉鎖し、原料や製品10トン以上を押収した。

 また、陝西省では闇業者が違法に屠殺した子羊の肉を食べ、中毒症状で1人が死亡。 
 肉から農薬成分が検出されたケースもあった。






【中国ってなんでそうなるの!】




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